| 来賓あいさつ | ||
| 国土交通省航空局飛行場部長 増井 健人 |
| 司会: 続きまして、本日ご列席いただいております数多くのご来賓の皆様を代表いただきまして、国土交通省航空局飛行場部長の増井健人様にごあいさつをいただきます。 増井部長: ご紹介いただきました国土交通省交通局飛行場部長の増井でございます。 このシンポジウムの開催にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 このたび財団法人関西空港調査会、関西国際空港株式会社、関西国際空港用地造成株式会社の主催によりまして、「国際空港シンポジウム2001」が各国の空港関係者の皆様にもお越しをいただきまして、このようにご盛会のうちに開催されますことを心からお喜び申し上げたいと思います。 先ほど来、お話がございますように、9月11日の米国におきます同時多発テロ、この犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表したいと思います。 私ども航空行政に携わる者といたしまして、こうした憎むべきテロに対しまして、国際的な連携も図りながら航空保安対策に万全を尽くし、テロ行為の抑止、撲滅というものを期していきたいと、こう思っている次第でございます。 さて、国際社会、グローバル化、ボーダレス化する中で、人・物・情報の交流が格段に進展をいたしまして、世界の航空需要はどんどん伸びる一方でございます。 このテロの影響ということが懸念されておりますけれども、航空関係者の国際的な協調による保安と安全の確保、さらには利便の向上のためのたゆみない努力によりまして、今後とも世界の民間航空に対する需要、また航空サービスに対する期待というものがさらに強まるものと確信している次第でございます。 今世紀、21世紀になっているわけでございますけれども、「世界的な大交流の世紀」と言われております。国際航空需要の増大に対応いたしまして、国際交流を支える基盤として、各国の国際空港は極めて重要な役割を果たすことが期待されております。 最近の傾向といたしまして、特にアジアを中心に大規模な国際空港の建設が相次いでいるところでございまして、工夫を凝らしました施設整備、あるいは運用によりまして、国際航空の旅客サービスというものが充実の一途をたどっているというふうに思っております。 一方で、空港は先ほど来、お話が出ておりますように、その性格上、環境問題というものを抜きにしては語られないものでございます。環境との共生、あるいは地域との調和等々、各国ともその解決に頭を悩ましているところでございまして、安全の確保はもとより整備と運営に要するコスト削減の問題も含めまして、各国共通に空港をめぐりまして解決すべき諸課題は多いものと思っております。 我が国におきましては、関西圏におきます国際航空需要の増大に対応するために、また先ほどお話がございました騒音問題で拡張が困難な伊丹空港に代わる大都市圏拠点空港としまして、関西国際空港を新たに整備いたしまして、7年前の1994年9月4日に開港したところでございます。 開港以来、着実に利用実績を伸ばしてきておりまして、今や名実ともに新東京国際空港とともに、我が国を代表する大都市圏国際拠点空港に成長してきておるわけでございます。 先ほど来、話がありましたが、この空港は、最新の大変な技術を駆使してつくられた空港ということで、アメリカ土木学会の受賞等々、我々としても大変同慶の至りと思っている次第でございます。 現在、2本目の滑走路を建設するニ期計画の工事を進めているところでございますけれども、環境問題の解決のために沖合い5kmにつくられるということから、建設費が膨大なものとなっておりまして、事業の今後の安定的な実施、そして収支採算性の確保、そのために事業スキームを見直しまして、この8月に地元の皆さんとともにその取りまとめを行ったところでございます。 またさらに、私ども国土交通省といたしまして、国際拠点空港につきまして、その戦略的整備と同時に、特殊法人改革などの観点から経営形態を見直しまして、整備と管理運営を分離しまして、管理運営を行う主体につきまして、民営化をするという方針を打ち出しているところでございまして、現在、その検討を進めているところでございます。 いずれにいたしましても、私どもといたしまして、関西国際空港の果たすべき役割の重要性、これは将来とも増大することは疑いないところだろうと、こう思っております。 本日のこのシンポジウムの意義を認識しながら、関係者と皆様方と連携協力しまして、この役割にふさわしい姿を実現していくために最善を尽くしてまいりたいと、こう思っている次第でございます。 最後になりましたけれども、このシンポジウムにおきまして、世界の国際空港の計画・建設技術や、さらには管理運営の手法についての情報交換、意見交換がなされることによりまして、関西国際空港、そしてこのシンポジウムにご参加いただきました世界の国際空港の関係者、お互いに励まし、刺激しあって、よりよいサービスをお客様やエアラインに対しまして提供されていくことを期待するものでございます。 本シンポジウムが無事にプログラムを終了され、成功裏に終わりますことを祈念いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。 どうもありがとうございました。 |
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Kansai International Airport Land Development Co.,Ltd |